『おまえは、神を信じるか?』
『いや、俺は信じない。』
『人間こそ神だ。人間だけが運命を変えられる。』
神前で、二人の男が笑いながら言葉をかわす。。。。。。
三年ほど前から先輩方に薦められてきた作品。
『男たちの挽歌』
ついに鑑賞しました。
諸先輩方のアツい薦めにも関らず、
パッケージのあまりのダサさ(だって、白いスーツに、白いマフラーしてるんですよ! )に、
スルーしてスルーしてで今日まで逃げてきましたが、
本日、勇気を出して再生ボタン・・・・・押しました。
んで、見て見ると。。。。
香港ノワールの金字塔。素直にさすがだなと。。。
闇社会での、家族愛、男気、信念、裏切り。そしてアクション。さらに笑いまで。
この映画、すべて押さえちゃってます。
無理なく詰め込んじゃってます。
ホントすごいです。
怒ります、泣きます、そしてノワール映画なのに笑えます。
超エンターテインメントです。
んで最後には、しっかりと作り手の哲学が、
冒頭に書いたチョ・ユンファのセリフ。
あの言葉は、
この映画で成功し人生を変えた監督ジョン・ウー、まさにその人自身の言葉なのかもしれません。
完全なる男映画
DEATH。
また、多分この映画の良さは、あまり若いとわからないかも。。。
かっこ悪さのかっこ良さ?みたいな!!
今回、ついにこの映画を見ると腹をくくったとき、
先輩は、迷わず続編まで貸してくれました。
かっこよく、「続編も持って行け。絶対にスグ続き見たくなるから。」と自信に満ちた目でした。
ただ・・・・・。
劇団ひとり、ならぬ主演のチョ・ユンファ。。。。死にます。
相棒のティ・ロンさん。。。。。生きます。弟と仲直りします。感動します。
お、おかしい。。。。。続編あるのにチョさん死んだ。主演は無理っぽいティさん生き延びた。
んで、そのまま終わった。
ダケドゾクヘンアル、オカシイオモワナイデスカ!?
急いで続編を見ようと、これまたパッケージの裏を覗くと・・・・・。
見なきゃ良かった。。。。。
だって、だってよー。続編の主演、やっぱチョさん。。。
だけど、だけど、死んだチョさんには、実は双子の弟がいたってなんだよ!!
相棒ティさんも知らない、双子の弟がいたってなんだよ!!
超エンターテインメント!!!そっからすでにエンターテインメント!?
あ~あ、続編見るの時間かかりそう。。
また三年くらいかかるかもしれません。。。。。。
つーか、、、なんなんすか。。。
続編スグに見たくなるって言ってた、あの自信は。。。。